/ヘブン・ウィークでなぞる、菅江真澄の東北ルート
▲ BRM503は青森県津軽半島から下北半島の海岸線を巡る大変風光明媚なコースです。江戸時代この地を隈なく歩いた菅江真澄に思いを馳せながら青森県の美しい風景を堪能してください。
▲ 菅江真澄 (1754ー1820年)は角館でその生涯を閉じるまで,東北を中心に一生旅を続けた紀行家です。生まれは現在の愛知県,豊橋市と言われ,また岡崎市で青少年時代を過ごしました。名古屋で薬草,医学の教育を受けた後,30歳で郷里の三河から旅立ち,現在の飯田から信濃を縦断して日本海に抜けました。そこから日本海を北上,秋田,青森,北海道の松前半島まで歩きました。真澄は70冊にも及ぶ旅日記の他,訪れた場所の地誌,民族,風俗を記録し,多くの風景,民具の絵を書き残しました。日記は[菅江真澄遊覧記](東洋文庫,1965年)として出版されています。その文章と絵図は今や江戸後期の東北の様子を伝える貴重な民俗学的資料になっています。真澄は官職につかず,移動が厳しく制限されていた江戸時代において,なぜ一個人の身分で自由に東北のみならず,松前半島まで旅行ができたのは謎とされています。薬草の知識が豊富で,行く先々では地方の有力者の庇護を受けながら歩きまわれたのは,肖像画など,描いた絵図を売って資金源にしていたのではないか,薬売りをしていたからだとか,はては久保田藩(秋田藩)のスパイであったとか,諸説あります。本名は白井英二,津軽藩を追い出された後に菅江真澄と名るようになりました。
参考文献
[菅江真澄遊覧記]平凡社刊[菅江真澄民俗絵図]岩崎美術社[真澄]紀行 秋田県立博物館菅江真澄資料センター図録
弘前国道維持出張所 菅江真澄 津軽編 https://www.thr.mlit.go.jp/aomori/syutu/hirokoku/rekishi_kaidou/sugaemasumi1/sugaemasumi1.html が大変参考になります。文: Ide Maya (AJ神奈川)
お知らせ
- 2022/03/291 ページを公開しました。
- キューシートを公開しました。
- 2022/04/20 ゴール後の手続きについて地図と説明文を公開しました。
- 2022/04/21 参加案内を公開しました。
概要
日時:2022年5月3日
スタート時間: 6:00
集合・スタート場所:JR 弘前駅前広場
ゴール場所:八戸
距離:600km
制限時間:40 時間
難易度:★★★☆☆
コース概要
参加要件
- 参加資格:開催日当日の年齢が20歳以上で自己完結できるサイクリスト
- BRM規則を熟読し理解していること
注意事項
- 尾灯の点滅禁止(常時点灯可能な物を確実に車体に固定する事)
- 反射ベストの着用(反射タスキは不可)
- 交通ルールの遵守
- 荒天の場合は中止する事があります。この場合、参加費の返還や振り替えはございません。
- リタイヤの場合の回収は行いません。全て自己完結できる方のみ参加下さい
当日必要なもの
- BRM規則に基づいた装備
- 自転車(日本の公道で使用可能なもの。事前にご自身または自転車店などで整備してご参加下さい)
- 前照灯(常時点灯ができ、充分な光量のある物を確実に車体に固定して下さい。予備の前照灯装備を推奨)
- 尾灯(常時点灯ができる尾灯を確実に車体に固定して下さい。クリップ留めは不可。点滅モード不可)
- ベル
- ヘルメット
- 反射ベスト(反射タスキは反射材の面積が狭く裏返ると反射しないためローカルルールとして不可)
必要ではないが推奨するもの
- キューシート
- ヘルメットの尾灯(200㎞では必須ではありませんが推奨。点滅モード可)
- ブルベカードとレシートを入れるためのカードケース、またはジップロックなど密閉できるビニール袋。ブルベカードやレシートを濡らしたり、紛失したりしないようにするためにあると便利です。
- 緊急連絡先カード
書式は特にありませんが、ブルベカードなどと一緒に緊急連絡先を記入したカードを携帯しておくことを推奨します。
氏名、住所、緊急連絡先(ご家族など連絡が取れる近親者)電話番号、血液型、など。
(参考)シマノサイクルスポーツイベントホームページ中の「緊急連絡先カード」ページ
当日スケジュール
- ◆5:00 受付開始
- ◆ 5:30 ブリーフィング
- ◆6:00 スタート
- ◆22:00 ゴール〆切
エントリー
スポーツエントリーよりお申込みください。
- 大会名:
- BRM503神奈川600kmイザベラ×真澄・一般
- BRM503神奈川600kmイザベラ×真澄・女子
- 申し込み受付開始:2022年4月5日
- 申し込み締め切り:2022年4月20日
- 参加費:2000(円)AJ会員/非会員とも)
- 募集定員:50名
- より多くの男性も参加できますように、女性は女性枠でお申込みくだ
その他
当日不参加の方はDNSフォームからご連絡ください。
担当者/連絡先
井手 マヤ
brm503-2022_at_aj-kanagawa.org ( _at_ は@)